雑誌『季刊刑事弁護』でSBS特集!

4月20日に発売された刑事弁護の専門誌『季刊刑事弁護』に、揺さぶられっ子症候群(虐待による頭部外傷)の特集が組まれました!

目次は下記のとおりです。是非、お読み下さい!

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[特集]乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件を争う弁護活動
「本特集の趣旨」 川上博之
「乳幼児揺さぶられ症候群とは」 笹倉香奈
「判例分析①—争点と判断構造」 川上博之
「控訴審で何とか協力医の尋問にこぎつけたが、無念の敗訴—実録・SBS弁護の困難」 金杉美和
「捜査段階の留意点」 髙山 巌
「SBS事案の公判段階の弁護活動ではどのような点を注意すべきか」 秋田真志
「判例分析②—無罪事案」 我妻路人
「SBSが疑われた場合の児童相談所・家庭裁判所対応」 三村雅一
「虐待による頭部外傷」 荒木 尚

「インタビュー その鑑定医は、本当に専門家ですか?」     朴 永銖/インタビュアー:川上博之

柳原三佳さん 現代ビジネスの記事「無実の親が刑務所に送られようとしている」

ジャーナリスト柳原三佳さんの新たな記事です。

「無実の親が刑務所に送られようとしている」ある学者たちの訴え

SBS検証プロジェクト共同代表笹倉香奈教授のインタビューがメインです。是非お読みください。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54698

さらに朝日放送でも

10日夕方のニュース番組「キャスト」で、▽娘への“揺さぶり ”めぐる裁判の行方として、SBS関連の企画が放送されました。冤罪被害者へのインタビューを元に構成されたとのことです。

虐待にまつわる問題の一つとして、虐待防止と同様に、多くの方がSBS問題に関心を持って下さることを願っています。

 

特集番組が大きな注目を集めています

3月8日に、毎日放送のVOICEで揺さぶられっ子症候群が特集されました。http://www.mbs.jp/voice/special/archive/sort/201803.shtml (14日にCBC中部日本放送でも放送予定)

シンポジウムに登壇された矢野さんへの取材が中心で、引き離されたお子さんとの面会後のやり取りには胸が痛みます。SBS検証プロジェクト代表の秋田弁護士と、それに反対する医師双方の主張も取り上げられています。

特集はYahoo!ニュースでも配信され、驚いたことに、わずか一日で800件ものコメントが付いていました。その中には矢野さんの苦しみに共感したり、揺さぶられっ子症候群仮説のあやうさを指摘したりするものも少なくありません。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180309-10000001-mbsnews-l27

シンポジウムで矢野さんがお話された場面が最後にあります。2月16日の本ブログの記事も併せて、ぜひご覧ください。http://shakenbaby-review.com/wp/2018/02/16/冤罪被害者からのメッセージ/

 

柳原三佳さんのヤフー記事「事故か、虐待か?」

ノンフィクション作家 柳原三佳さんがヤフーニュースに記事「事故か、虐待か?『乳幼児揺さぶられ症候群』めぐり、分かれる医師の見解」を発表されました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20180309-00082482/

当プロジェクトのほか、龍谷大学犯罪研究センター主催のシンポの詳細な紹介や、医師たちの議論状況についても触れられています。是非ご一読ください。

冤罪被害者からのメッセージ

シンポジウムでは、刑事裁判で係争中の方も含めて、3名の方からのメッセージがありました。このうち、約三年の親子分離を経験した矢野美奈さん(一般社団法人スリーポート)がステージで読み上げて下さったメッセージを、ご許可を得て掲載します。

SBS問題の「主役」は誰なのかを改めて感じさせるものでした。 続きを読む

国際シンポジウム「揺さぶられる司法科学」@京都(2/19)に参加しました

2018年2月10日(土)に京都の龍谷大学響都ホールにて、国際シンポジウム「揺さぶられる司法科学~揺さぶられっ子症候群仮説の信頼性を問う~」が開催されました。基調講演を元オクスフォード大学ジョン・ラドクリフ病院・神経病理学のウェイニー・スクワイヤー医師、ウィスコンシン大学ロースクール准教授キース・フィンドレイ弁護士、ウィスコンシン大学ロースクールイノセンス・ネットワークSBS担当キャサリン・ジャドソン弁護士が行い、講演・パネルディスカッションには、青木信彦医師、岩瀬博太郎医師、荒木尚医師、朴永銖医師、埜中正博医師、笹倉香奈甲南大学教授、秋田真志弁護士、川上博之弁護士、高見秀一弁護士、髙山巌弁護士、三村雅一弁護士が参加しました。

スクワイヤー医師の基調講演では、SBS仮説によると起こるとされている架橋静脈の破断について、実際に破断したのであれば大量出血が生じるため、CT画像での薄いフィルム状の出血所見とは相容れないこと、CT画像では硬膜下と硬膜内の出血を区別できないことなど非常に興味深い内容が語られました。

キース准教授の講演では、2009年にはアメリカ小児科学会(AAP)が、硬膜下血腫や網膜出血といったSBSに特有といわれる症状は低位落下によっては発症しないという文言を削除したことが語られ、低位落下によってもこれらの症状が生じ得るという見解が一般的に受け入れられていない日本の状況との違いが明らかになりました。

また、実際に虐待を疑われた冤罪被害者である矢野美奈さんの子どもと引き離された実体験や、児童相談所等の機関と連携して活動していた三村雅一弁護士が親側の代理人として児童相談所を相手方として活動した経験について語られましたが、これらの報告は胸を打つもので、会場の参加者が最も心を動かされた瞬間でした。

 

シンポジウム「揺さぶられる司法科学」へのご参加、ありがとうございました

2月10日土曜日に開催されました、龍谷大学・犯罪学研究センター主催のシンポジウム「揺さぶられる司法科学:揺さぶられっ子症候群(SBS)仮説の信頼性を問う」にご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。

国内外から多くの皆様のご協力を得ることができ、SBSの問題について冷静でかつエビデンスに基づいた理論的な検討をする第一歩を踏み出すためのシンポジウムになったのではないかと思います。

よりよい社会の実現に向けて、これからも活動を続けていきたいと思います。

ご参加下さいました皆様、本当にありがとうございました。

SBS検証プロジェクト一同

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*シンポジウムの様子について、ぜひ関西テレビ朝日放送朝日新聞毎日放送京都新聞NHKなどをご覧下さい。