このブログでもご紹介してきた脳神経外科医の藤原一枝先生が、小児頭部外傷の第一人者の西本博先生とともに、「赤ちゃんが頭を打った、どうしよう!?」(岩崎書店)を刊行されました。帯には「まちがった診断で増える冤罪!小児脳神経外科の医師たちが立ち上がって緊急出版!」とあります。これまでのSBSの議論に大きな一石を投じることは間違いありません。是非ご一読下さい。
Category Archives: 日本での議論状況
雑誌『季刊刑事弁護』でSBS特集!
4月20日に発売された刑事弁護の専門誌『季刊刑事弁護』に、揺さぶられっ子症候群(虐待による頭部外傷)の特集が組まれました!
目次は下記のとおりです。是非、お読み下さい!
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[特集]乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)事件を争う弁護活動
「本特集の趣旨」 川上博之
「乳幼児揺さぶられ症候群とは」 笹倉香奈
「判例分析①—争点と判断構造」 川上博之
「控訴審で何とか協力医の尋問にこぎつけたが、無念の敗訴—実録・SBS弁護の困難」 金杉美和
「捜査段階の留意点」 髙山 巌
「SBS事案の公判段階の弁護活動ではどのような点を注意すべきか」 秋田真志
「判例分析②—無罪事案」 我妻路人
「SBSが疑われた場合の児童相談所・家庭裁判所対応」 三村雅一
「虐待による頭部外傷」 荒木 尚
「インタビュー その鑑定医は、本当に専門家ですか?」 朴 永銖/インタビュアー:川上博之
藤原一枝医師のブログです。「子どもが頭を打っただけなのに逮捕!?」
脳神経外科藤原一枝医師がブログ「子どもが頭を打っただけなのに逮捕!?」を公開されました。是非ご一読ください。
藤原医師の過去のブログについては、こちらもご覧ください。
柳原三佳さんの最新記事です。
柳原三佳さん 現代ビジネスの記事「無実の親が刑務所に送られようとしている」
さらに朝日放送でも
10日夕方のニュース番組「キャスト」で、▽娘への“揺さぶり ”めぐる裁判の行方として、SBS関連の企画が放送されました。冤罪被害者へのインタビューを元に構成されたとのことです。
虐待にまつわる問題の一つとして、虐待防止と同様に、多くの方がSBS問題に関心を持って下さることを願っています。
特集番組が大きな注目を集めています
3月8日に、毎日放送のVOICEで揺さぶられっ子症候群が特集されました。http://www.mbs.jp/voice/special/archive/sort/201803.shtml (14日にCBC中部日本放送でも放送予定)
シンポジウムに登壇された矢野さんへの取材が中心で、引き離されたお子さんとの面会後のやり取りには胸が痛みます。SBS検証プロジェクト代表の秋田弁護士と、それに反対する医師双方の主張も取り上げられています。
特集はYahoo!ニュースでも配信され、驚いたことに、わずか一日で800件ものコメントが付いていました。その中には矢野さんの苦しみに共感したり、揺さぶられっ子症候群仮説のあやうさを指摘したりするものも少なくありません。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180309-10000001-mbsnews-l27
シンポジウムで矢野さんがお話された場面が最後にあります。2月16日の本ブログの記事も併せて、ぜひご覧ください。http://shakenbaby-review.com/wp/2018/02/16/冤罪被害者からのメッセージ/
柳原三佳さんのヤフー記事「事故か、虐待か?」
ノンフィクション作家 柳原三佳さんがヤフーニュースに記事「事故か、虐待か?『乳幼児揺さぶられ症候群』めぐり、分かれる医師の見解」を発表されました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20180309-00082482/
当プロジェクトのほか、龍谷大学犯罪研究センター主催のシンポの詳細な紹介や、医師たちの議論状況についても触れられています。是非ご一読ください。
藤原一枝医師のブログ「チャイルドファーストだけではおかしい」
脳神経外科医の藤原一枝医師が、SBSの問題点を指摘するブログ「チャイルドファーストだけではおかしい。科学的根拠と人権に目を!」を公開されました。
頭部外傷について、臨床経験の豊かな医師による、貴重な検証です。是非、ご一読ください。
http://www.iwasakishoten.site/entry/gyakutai/ennzai
読売テレビのニュースten.でSBS特集
2018年2月15日の夕方に、読売テレビのニュース 番組「関西情報ネットten.」で、SBSの問題が取り上げられました。
こちらのページの特集一覧からご覧下さい。